英彦山には、「中岳(1188.2m)」、「北岳(1195.1m)」、「南岳(1199.6m)」の
3つの山頂があり、中岳山頂に英彦山神宮の上宮があること、そこまでの道のりが整備されていること、
中岳は北岳と南岳の間にあり、どちらへも尾根伝いに行けることなどから、
この「中岳」へ向かうルートが最も一般的です。
しかしながらこの英彦山といえば”巨大杉”で有名な、
“鬼杉”(幹周 12.4m,樹高 38m,樹齢 1200年(推定))
時間と体力が許せば、英彦山で有名な”鬼杉”を見て、英彦山で一番高い”南岳”に登りたい、
そんな思いから情緒ある「銅の鳥居」の参道をあえてスルーして、この”南岳”コースを選択したのでした。
等高線沿いに伸びる、比較的緩い登山道
梵字ケ岩への入り口
深緑を抜ける素敵な道、深呼吸すると肺の中まで洗われる感じ
だんだん杉の木が大きくなってきましたが、同時に道が砂利道ならぬ岩道になってきました。
下を見るとこんな感じ
上を見るとこんな感じ
お昼に”南岳”登頂を目指していたので、残念ながら寄り道ルートとなる“鬼杉”は見送ることに。
そしてついに岩場に”鎖場”が出現。
もう登ってきた岩道を引き返すこともできず、ここからは必死の登山。
凄い岩登りが始まってしまいました。
これって、リポxタンDのコマーシャルの世界ですよね。
そして、なんとか山頂にたどり着きました。
英彦山南岳(標高1199.6m)
素人にしては命がけ??の登山でした。
(もうこのコースは2度と来ることもないでしょう。)
帰りは中岳の英彦山神宮上宮に立ち寄り、そして下山
下山といっても大変。
比較的石の並びが良い道から鎖を伝って降りる難所もあり、
勾配と私自身の自重のせいもあって膝はガクガク。
強行突破したこの英彦山南岳ルート、必死に頑張りました。
☆ランキングサイトへの応援クリックよろしくお願いします☆
やはり下りの方が足への負担が多いのですよね。
でもやりとげた充実感は自分へ褒美であり、精神的な強さを増すことでしょう。
と 偉そうな事書いた私ですが、体力&持久力を年々なくしてきています。